2024年上半期プラン

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何かと忙しく、サイトの更新も怠りがちである。正確にいうと、YoutubeやらSNSでの広報やらnoteやら外部サービスにて言いたいことを分散させてしまっているので、ホームたるここで何を書くかを後回しにしてしまうのだった。あらためて近況報告と2024年上半期までのプランを整理しておきたい。

1.Suikazuraリリース

現在追い込み中の『Somnambulant's Still Asleep』はcaptainhowdieとの共作第2弾であり、今年のリリース第一弾となる。すでに予約を開始したところ多くの注文をいただき、予想外に慌ただしい時間を過ごすこととなった。これを書いている段階では予約をストップしている状態だが、入稿出来しだい再開する。

同時進行が『FEECO』の第5号。これは2023年からストックしていた文章というか、メモ書きをすべて投げ込むようなものなので、制作自体はそれほど苦労はない。だが、版組もすべて自分でやっているため、どうしても時間がかかる。また、英文もいつも用意しているつもりが、今回は時間との格闘の都合で最小限にとどめている。日英併記は雑誌の主要素というか、個人的に維持したいものではあるため、次からは配分をできるだけ5分にしたいところだ。内容は2023年に体験した音源、ライヴ、書籍などの評にくわえて、研究の進捗を報告している。ただそれだけだが、情報量はそれなりかもしれぬ。年2回刊行を目指しており、2分割相応のページ数と制作エネルギー量に調整した方が長続きするし、クオリティも上がるのではないか。去年はそんなことを考えてばかりであったため、実験的にやってみることとした。

次は『ビデ再』こと『自伝的に記述されたビデオゲームの再読』。書名が微妙にコロコロ変わっているが、これが正式名になるはずだ。もう書けども書けどもラチがあかず、ただの自分史になるところ客観的な内容に修正しては、また脱線するの繰り返しである。しかし春までには、春の間には出す。このままではもう一生終わらない。実現しきれなかった分は次の本としてお楽しみにしておきたいところである。ガマンというか計画立てるということを少しは学習したのだ。

最後に上半期を少し過ぎた頃になるかと思うが、夏リリースを予定しているのが憑在論音楽ディスクガイドこと『Haunted Music Guide』(仮)。『MUSIC + GHOST』の続きとなる内容で、Ghost Box RecordsやFolklore Tapesなど、土着的な英国文化に対する記憶、レトロスペクティヴな幻視者たちを紹介する内容になる。アーティストインタビューも収録予定。日本ではほぼ無視されているコンテキストだけに作る意義はあるだろう。焦らず、最良の形を目指したい。

2.外での活動

何も決まっていないに等しいが、外に出て他者と関わるのも大事であると実感したのも昨年の収穫だった。基本的に恥をかき、信頼も損なってばかりなのだが、そうでなければ学習できないのも事実である。大々的にアナウンスは出来ないが、色々と予定はあるので、逐次報告する予定であります。とかく時間のかかる仕事が多い(自著の英語訳とか)ため、焦らずとも急いで日々支援してもらっている成果をお披露目したいと思う次第。



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(24. 2/1)