ポーランド語への関心が高まる

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英語の学習は依然として滞っている。海外メディアの記事を読むときも面倒くさがって最初から翻訳ツールにぶっこんでしまうことも多い。100パーセント正確な訳が出力されるわけはなく、結局自分で査読するのだが、結局斜め読み程度で済ませてしまう。いつどこで何が起きたかを知る分にはそれで充分だが、関心のある話題ではそうもいかない。文字面が訳されているだけで、意味が訳されているわけではないのだから。

英語が必要のウェイトを占めていることは変わらない。世界共通言語とまではいかないが、どうしても使うことは避けられない。あまりに必要度が強すぎて、言語の一つとして見られなくなってきている。勉強がうまく行かないからサボる口実を考えだしているのかもしれない。とにかく、言語ではなくコミュニケーション手段という属性にばかり気がいく。機械が100パーセント正確にやってくれるなら、自分で勉強・追求(詩的な表現の訳し方とか)することもすぐにやめてしまうだろう。

代わりに言語として興味が湧いてきたのがポーランド語である。これも以前から頭の中には入れていた。ポーランドにはアーティストの友人知人が多いし、実際に連中(they)とやりとりする時や、また現地に滞在できる機会ができた時に備えておきたいと考え続けている。私はクラクフにしか訪れたことがないけれど、駅の中心から少し離れたら英語が通用しなくなったため、どのみち必要になるだろう。

Duolingoという言語学習アプリにはポーランド語も含まれている。プログラムでも何でも、あらゆる言語は日常的に触れないと他の物事と結びつかないし、座学が始まりさえしない。とりあえず始めているが、あらゆる単語に男性・女性・無(中)性のカテゴリがあり、所有格とかの変化のバリエーションが多すぎて圧倒された。単数複数で動詞も変わるし、固有名詞でさえ格によっては音を変えねばならないこともあるようだ。手っ取り早いのはポーランドの友人とタンデムなどで話すことだが、補足のための英語ですら会話がおざなりなので、これはまだ早いと思う。京都大学前の日仏会館のように、ポーランド大使館的な施設が身近にあればいいのだが。とにかく何か進展あれば、こことか、クラブハウスみたいな閉じた場所で共有できればなーと。



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(22.2/9)