『タクティクスオウガリボーン』で懲りるはずが、こっちも購入して当たり前のようにプレーし始めてしまった2025年の夏。四半世紀以上の時を経て、あの頃のように命中率の悪さにいらだち、不親切かつ難解なシナリオに苦しみながら、「盗めない宝石」が聴けるあの時間を目指す。時間を惜しむことだけは一人前の中年に優しく、デフォルトで倍速モードと疑似チートモード(ステータスを強化する)が実装されている、まさに処方箋的なノスタルジーが極まっているHDバージョン。サテラビューだけだった『ラディカル・ドリーマーズ』が復刻されているのが最大のセールスポイントだろうが、もはや読む気力さえない。英語版でプレーし、日本語とのニュアンスの違いを楽しむ名目で遊んでいることだけは理解してください。わたしのたちの夏はまだはじまったばかりなんだから・・・。

2025年7/15 勢いで朝5時まで遊んでクリア。これにて終了!!!!
疑問なのが二つの世界のファルガのイベント。ANOTHERファルガが恋人ゼルベスを失って以来堕落していたHOMEファルガを叱責した後、「奴が見た夢は俺の夢でもある」とつぶやくシーン。ここの「奴」が英語ではher、つまりはゼルベスになっている。ゼルベスが見た夢=ファルガと同じで亜人と人間の共存なので間違ってはいないのだが、謎の変更だ。

2025年7/12 六龍の加護を集めだす。まずは水龍を倒すところまで。倍速プレーでセリフもほぼ流し見だが、ところどころ日本語版との違いが如実にあらわれて面白い。画像左のイレーネスはドイツ語まじりで話し、英語でもアルファベットがウムラウト付きの音になっているものがある。ツクヨミはフランス語まじりで話し、「the」が「zi」など、音を意識しないと混乱する文体だ。画像右のギャダランは日本語版では普通の口調だが、こちらは一人称が名前となり、ハイフンで細かく区切った話し方だからロボット感がやや強い。このあたりからキャラクターが無駄に多くなり、それに比例して個々の人格があまり描かれないようになってきている気がする。蛇骨館に囚われていたファルガを助けた時も、事情の説明がほぼ省かれているのに話がすんなり進んでるところは、各キャラクターの背景が提示されないおかげで淡白すぎる。まあ、単に描写する余裕がなかっただけとはいえ、その口数の少なさがこの時代のゲームの良さと感じられるのは現在に遊んでこそ、か?
2025年7/7にはじめ、7/8にヒドラの沼攻略、キッド救出直後までプレー。ここまで進めたらエレメント店でヒールウィンドやイーグルアイといった優秀すぎるサポートエレメントが買えてしまうため、すでにゲームバランスがおかしくなっている。このゲームで一番難しいのは1週目のピエールルート、あるいはのちのミゲルだろうか。それも初見というだけなのだが。